お腹まわりの話

日頃の不摂生とストレスのせいか、一日中胃痛に悩まされた。昼前から深夜まで続いたのでさすがにこたえた。久しぶりの脂汗に夜間救急にでも行こうかと思ったが、体が動かず行けやしない。結局その日はゲイで常時勃起しているという設定の後輩に胃薬を買ってきてくれと懇願し、なんとか急場をしのいだ。それを飲んで一日寝たら、完全に治っていた。当然肛門も無事であった。いったいあれが何だったのかさっぱり分からんが、胃痛はとんでもなく不快で痛いし、なんにもやる気が起きないくらいひどいものだということだけは確かだ。当家の人間はだいたい消化器系疾患でこの世を去っているので、いよいよおれの番かなどとぼんやり思ったりもした。曽祖父は胃潰瘍になって胃が1/3しかなかったし、祖父はS字結腸ガンで死んだ。夢の国で暮らす叔父は大腸ガンで死にかけているし、綿々と受け継がれる精神的な腹黒さが身体的な影響を及ぼしているとしか考えられない。内心小馬鹿にしている人をヨイショしたり嫌いな人に愛想よくして、じゃっそれではまた!と振り返った瞬間、真顔になるような人種である。腹にまつわる病で死んだとて致し方なしと考える。祖父はその生涯にわたって3メートルはあるんじゃないかと思うくらいの長く白い布でもって腹巻としていたが、ああいうものを装着して色々なものを押さえ込んでおかないとダメなんだろうなきっと。


近畿圏の人なら分かってもらえるかとは思うが、体調を崩した時に作ってもらった「ちょっとぞうすい」は忘れならない味のひとつなのではないだろうか。小学生の時を思い出すと、熱を出した時なんかは、ぼくはおかゆがとても嫌いなので、母はたいてい「ちょっとぞうすい」の鮭か鳥を作ってくれた。商品本来の味と言うより、あのシチュエーション、つまり熱が出て学校を休んで、テレビもニュースばっかりでつまんなくて、かといって遊ぶこともできなくて、そのままごはんの時間になって、『あんたちょっとはごはん食べられるんか?』などと言いながら「ちょっとぞうすい」を出してくれるのである。まさにほっとする味である。そういうものが増幅されて、たった200円足らずで買えるあの味がとても思い出深い特別な味になっている。はごろもフーズのフルーツ缶と並んで、熱が出た時にしか味わえなかった、郷愁を誘う味わいである。マザコンであるぼくとしては一生涯忘れがたい思い出として残り続けるだろう。今は熱が出ても平気でメシが食えるし寝てればなんともないから二度とあの感覚は味わえないんだろう。食べ物は味や機能だけでは成り立つものではないことを教えてくれる思い出だ。


ところで先日、数年ぶりにライブをした。内容はとても褒められたものではなかったけれども、あれはあれでいいんじゃないかと思う。現役時代のストイックさが偲ばれる。その後懐かしさのあまり過去のライブ映像ひっくり返して観ていたのだが、現役時代を偲ぶついでにyoutubeにアップしてみたら速攻で低評価をいただいた。8年前の頑張りは一体なんだったのか。もっとやばいやつがゴロゴロいるじゃないかと思った。世間は思ったより辛辣である。ただ、先日のライブも演奏そのものより演奏前にした風俗の話がいちばんウケたから、根本的にライブ演奏活動が向いていないのかもしれない。これからは話芸を中心としたライブ活動にシフトしていこうと思った。ちなみにその時に話した風俗トークは「後輩の付き合いで性感マッサージに行ったら昔は綺麗だったんだろうなって感じの年齢45歳、身長160センチ台後半、経産婦の明らかなババアが出てきてテンションだだ下がり、もう今日はハズレやなって思って指一本触れずにいたけど最終的には熟練の手コキであえなく果てた」という内容でした。ありがとうございました。


ついでに書いておこうと思うのだが、先週会社の人たちと飲んだ時、話の流れでぼくのパンイチ画像を見せることになった。アンニュイな表情でソファに座るパンイチ風呂上がりのぼくの姿が映りこんだ画像だ。どうぞと見せたら居酒屋の一角が爆笑と冷笑の坩堝と化した。だらしない肉体と茶褐色のどでかい乳首。そしてその周辺の乳首毛。腕毛がほとんどないくせに胸毛と腹毛がしこたま生えきり隆起した肥満体。そういう画像である。つまり、男たちは腹を抱えて笑い、女たちは眉をひそめた。そこでぼくは一喝した。貴様らふざけるんじゃない。この肉体をバカにするならバカにしろ。ただ、このような醜を極めた肉体であっても過去何人もの女たちが経てきたのである。この右乳を経て、左乳を経て、胸毛経て、陰毛を経て、ちんこを経続けて来たのだ。ぼくには、ぼくを経続けた女たちがいるのである。そこをバカにするなら絶対に許さない。あと経続けた女たちのほとんどはブスだったが、ブスとて対応抜かりなし、女は愛嬌がいちばんなどと脈絡のない話を続けた。高校の時とんでもないブスに手マンしたこととかも話した。『こんな腹毛ほんま無理やわ』と言い放った女にはお前そんな顔してるけどお前かて今まで散々しょうもないちんこむしゃぶりつくして来たやろこのド腐れマンコが!などと散々罵った。その時ひとりだけ『あっ、でもホラ、かわいいですよお腹』とフォローしてくれた女性事務員には心の中で手を合わせて感謝した。




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by ahoi1999 | 2015-10-04 05:47 | 生活 | Comments(0)


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